急性疾患は 早期処置 が大切です。

当院へお越しになる前にできる、応急処置の方法をお伝えします。

 [ RICE処置 ]

 

R ( Rest~安静 )・・患部を動かさずに安静にする。
I ( Ice~冷却 )・・患部を冷やして、内出血や炎症を抑える。
C ( Compression~圧迫 )・・包帯などで圧迫し、出血や腫れを防ぐ。

E ( Elevation~挙上 )・・内出血を防ぎ、痛みを軽減させるのに患部を心臓より高い位置へ。
 
*冷却しすぎると凍傷に、圧迫しすぎると血流を悪くしたり神経を圧迫したりすることがあるので気をつける。


RICEはあくまで応急処置です。痛みや腫れがひどいときは、鳥羽ゆり整骨院へ。

 

捻挫

 足首や膝などに起こりやすく、軽くみてしまいがちですが、ひどいときには靱帯が切れている場合もあり注意が必要です。

特に足首の捻挫は放置すると、クセになりやすいため、最初の捻挫処置が大切です。
捻挫をしたら、まずRICE処置を。その場だけでなく、ケガをした直後から就寝まで必要です。

 

打撲

 競技が終わってから「青くなってる」ことに気付いた程度であれば問題ありませんが、痛みで歩行できなったり、眠れなかったりすることがあります。

打撲の後はすぐ、RICE処置を行います。痛みが取れるまでは安静にし、当院へお越し下さい。

 

肉離れ

 筋肉に強い力がかかり、引っ張られて起こる肉離れは、その直後からRICE処置を行う事が重要です。

1~2時間は安静にし固定(圧迫)を続けてください。RICE処置をした後は、当院へ。

 

 ・「ふくらはぎ」の肉ばなれ

  RICE処置後、痛みが取れなければ、約4週間の運動活動の中止が必要です。

 

 ・「 太もも」軽い肉ばなれ

  RICE処置後、冷湿布をして2~3日くらいでストレッチなどをはじめ、約1週間後ランニングが可能になります。*個人差があります。

 

 ・「太もも」前面・大腿四頭筋(重症)

  約4週間はスポーツをすることはできません。受診後にしっかり安静と固定を行わないと、筋肉が固くなり、膝の動きが悪くなることもあるので注意が必要です。